家計管理|⑤家計簿は反省するためじゃない、自分を知るためのもの

ノート、ペン、レシートが写った夕方の写真
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とやん

日々を穏やかに過ごすために、調べて、試して、考えたことを、自分なりの理由とともに言葉にしています。

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こんにちは、とやんです。

前回は、予算を立てることでお金を納得して遣えるようになった記事を書きました。

今日は家計簿シリーズの締めとして、私が毎月必ずしている「振り返り」についてお話します。

家計簿をつけているのに、あるところから変われなくなりました。

ちゃんと続いているのに、です。

予算を設定して、家計簿をつけるだけでは、ただの数字合わせゲームのようになってしまいました。
無駄をなくして、本当に遣いたいことにお金を遣えるようになりたくて始めた家計簿。
ノートは埋まっていくのに、自分はあまり変わっていなかったのです。

なぜだろう?と考えたとき、買った後に感じたことや気付いたことをそのまま流してしまい、次に活かせるよう整理できていなかったことに気付きました。

無駄遣いしやすいタイミングを知る

締め日に集計したあと、毎月家計簿を見返してみると、いろいろなことに気付きます。

「これはいらなかったな」「もう少しリーズナブルなものにしてみようかな」という反省はすぐできます。
でも、自分の癖が見えてくるまでには少し時間がかかりました。

毎月振り返っているうちに、「このタイミングでお金を遣いやすいな」という日が少しずつ見えてきました。

例えば、私は夫の給料日の5日間ほどで、予算の1/3を使ってしまうことがよくあります。

まだ月の1/6しか経っていないのに、ノートの埋まっている部分が多い。

しかも、それが毎月です。

ありがちですが、給料日になるとテンションが上がって、財布のヒモが緩むようです。

給料日後は、普段しないところを掃除したり、ネットを見ないようにしたりと、買い物から遠ざかるよう工夫しています。
でもこの癖はなかなか抜けません。今もいい方法はないかと探しています。

また、たくさん移動した日も出費が増えます。

あちこち行っていろいろな情報に触れると、脳が疲れてしまうのか甘い物を買いがちです。

その時は、「このくらい、いいよね」と思っているんですが、後になって見返して初めて無駄遣いと気づけることがよくあります。

そういう時は理由を考えます。

その理由があっているかどうかはどっちでもいいので、自分が思う理由を書いてみて、その時にお金を遣わないためにはどうすればいいかを考えてみるのです。

そして、意外ですが予算をオーバーした場合も出費が増えます。

「どうせオーバーしてるんだから、来月は予算内に収めるために、今買っちゃおう」
という、せこい考え方。

家計簿はよそ様に見せるものでもないのに、何をしてるんだか。

支出を記録するページには、赤でデカデカと「予算オーバーしたからといって気を抜かない!」と書いています。
意外と戒めになっていますよ(笑)

散財につながる行動パターン

私には、散財につながる行動パターンもありました。

特に多かったのが、この2つです。

私はおいしそうなものが並ぶお店に行くと、1つに絞りきれずに2つも3つも買って、食べたら結局1つで十分満足してしまったということがよくあります。

胃が弱いので、2つ食べたらちょっと苦しい。3つ目はもはや義務。

そしてお腹を壊すというパターン。

パターンというからには当然、何度も繰り返しています。

夫に「なにがしたいん?」と言われたことも。

食べられるのは1つと知ることが無駄遣いを減らす第一歩。
実行は難しい(笑)

もう一つは、迷ったら高い方を選びがちなこと。

私は理論武装するのが好きなので、食材や化粧品は原材料まで細かくチェックして、値段と価値が見合うと思える方を選ぶと決めています。

でも、よくわからない分野になると、「とりあえず高い方買っておけばいいよね…?」と一気に逃げの姿勢になるのです。

最近では、料理に使うお酒。

塩が入っていなくて、原材料がシンプルならなんでもよかったはずなのに、米の種類や発酵方法(?)にこだわってうま味を強くしました!ていうものを買ってしまいました。

使ってみたらなんのこっちゃない。
味の違いなんてさっぱりわからない。

そんな行動パターンを書き出しておくと、頭の中が整理されて、「次はどうすればいいか」と考えられるようになります。

満足した支出から価値観が見えてくる

失敗ばかりをチェックしていくと楽しくありません。

お金を遣ってよかったことや、またやりたいことも書き出していくと、自分はどんなことにお金を遣いたいのかという価値観が見えてきます。

昨夏に奄美大島に行って、カヌー体験やキレイな海で泳いだことは本当に満足のいく出費でした。
また、キルフェボンでルバーブのタルトを買ったのも大正解。
固定費も、今月のピラティス代はその価値があったかどうか振り返ってみたり。

そしてこれは夫や娘にも聞いて、出費に対する満足度調査をすることにしています。

夫はアップルウォッチを買ってよかったと言います。
睡眠の質が上がったし、トレーニングにも使いやすいし、iPhoneとの相性もいい。
娘はいまだに奄美大島の話をよくします。

家族の価値観を知ることもできるし、「自分にとって価値があるものにお金を遣う」という考えを共有して、支出に反映させることができます。

家族イベントも、3人とも満足できそうなものを選ぶようになりました。

どれも一見は浪費ですが、振り返った時に無駄遣いではなかったと思える浪費は必要だと思っています。

心のオアシス、ちょっとした息抜き、非日常体験、気分転換。
どれもなくても生きていけるけど、ないと楽しくない。

予算を目安に価値観に合った浪費も取り入れることで、心のうるおいが保てます。

家計簿をつけていると、「使わなかったお金」が正解のように思えてしまうことがありました。

でも、振り返ったときに「使ってよかったと思えるお金」も、暮らしには必要でした。

振り返って、また次につなげる

家計簿は書くことだけが目的ではありません。

もちろん、データの蓄積は家計管理のベースになるものです。

でも、ただデータを積み上げていくだけでは、数字のゲームになってしまい変化は小さいままです。

振り返って自分を観察し、また次の1か月につなげる。

家計簿は、お金を管理するためだけではなく、自分を知るための道具でもある。

だから私は、私は毎月振り返る時間を作っています。

このシリーズでは、「自分に合う家計管理」をテーマに、考え方を5回に分けて書いてきました。

↓最初から読みたい方は、こちらからどうぞ↓

このシリーズでお伝えしてきた考え方の土台になっているのが、PDCAサイクルです。
↓家計管理のベースになっているPDCAサイクルについての記事はこちら↓

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