こんにちは、とやんです。
わが家は3LDKマンションの一室で、玄関から一番奥にLDKがあるというよくある間取りです。LDKのドアを開けると、左側にリビングスペース、右側にキッチンとダイニングスペースがあります。
このリビングスペースとダイニングスペース、数年前に役割を変えました。
入居してから何年間かは、普通の使い方をしていたのですが、娘が生まれ、大きくなるにつれて不満が溜まっていき、間取り通りの使い方だと快適に過ごせなくなったのです。
役割を変えた今、自分の定位置が大好きな場所になりました。
少しずつ、リビングがキッズスペースになっていった
リビングは、もともと大きなソファだけが置かれていて、テレビを見たりごろごろしたりする場所でした。その頃は、ダイニングにテーブルを置き、食事をしたり夫と晩酌をしたり。特に不満もなく、ゆったりと過ごせていました。
娘が生まれると、広々としていたリビングは、だんだんキッズスペースになっていきました。
赤ちゃんの頃は、プレイマットと絵本、おもちゃがテレビボードにいくつか置いてあるだけでしたが、成長するにつれて、いろいろなものが増えていきました。
お絵描き用にキッズデスクを購入し、絵本が増えたので本棚を作り、ままごとキッチン用の棚も追加。さらに積み木やブロックが増え、それを収納する棚も増え、リビングはすっかり娘のためのスペースに。


当時は、モンテッソーリ教育の「環境を整える」という考え方が好きで、遊び方に合わせてスペースを分けたり、読書の場所を作ったりしていました。
娘が一つ一つの遊びに集中できるようにと思ってしていたことですが、キッズスペースを広くとることになった理由の一つでもありました。
「この使い方、ちょっとしんどいな」と思うようになった
娘は今でも読書が大好きだし、遊びにも集中しているので、この時の間取りが悪かったとは思っていません。
でも、私はだんだんと不満が溜まるようになり、結局大きく配置を変えることにしました。
部屋に入ったとき、最初におもちゃが目に入る
私は、カラフルな色やモノが多い空間など、情報量が多い状態が苦手。
キッズスペースに置くものも、優しい色のものを多めに揃えていました。おもちゃも厳選して、できるだけ質のいいものを揃え、目にしたときに美しいと思えるものを多くしていました。
それでも、リビングのドアを開けたとき、目に入ってくるたくさんのモノに、一瞬にしてHPを吸い取られるような感覚がありました。
教育のためにと貼ったポスターや、散らばった積み木、優しい色で圧倒してくるおもちゃたち。
どれだけ厳選していても、「ある」というだけで、ダメージを受けていたのです。
キッズスペースが広がりすぎる
リビングの隣にある和室には、大きなジャングルジムを置いていました。
身体を動かすスペースとして分けたつもりだったのですが、実際にはジャングルジムをぬいぐるみの家にして遊んだり、絵本を持ち込んで隠れ家のように使ったりして、リビングで使うと思っていたおもちゃが入りこんできたのです。
その遊び方を禁止するのもおかしいし、むしろ「いいこと考えたね」くらいの気持ちではありましたが、キッズスペースがどんどん広がっていく感じがして、なんだか落ち着かない。
自由に遊ばせてあげたい気持ちと、自分の居場所がなくなるような妙ないら立ちがせめぎあっていました。
リビングもダイニングも落ち着かなかった
ダイニングスペースは狭く、テーブルと椅子を置いて通路を確保しようとすると、窓に対して垂直に置くことになります。
夫婦二人のときは、リビングに置いたテレビを見られてちょうど良かったのですが、リビングがキッズスペースになってからは、食事中にも目に入るのはおもちゃ。なぜか気持ちが急かされる。

当時、私は専業主婦で平日はワンオペ、娘以外と話さない日もよくありました。そんな毎日のなかで、食事中まで家の中しか見ないとなると、閉塞感で息が詰まりました。
娘が幼稚園に通い出したら、今よりもっとダイニングチェアに座っている時間が増える。それならその時間をできるだけ快適にしたい。そう思うようになりました。
そこで、リビングとダイニングの役割を変えた

もともとリビングだった場所をリビング兼ダイニングに、ダイニングだった場所をキッズスペースにしました。

変えてみたら、家で過ごす時間がずいぶん快適になった
配置を変えてみたら、めっちゃ快適になりました。
ダイニングチェアが私の居場所になった
私は食事以外の時間も、ブログを書いたり家計簿をつけたりと、ダイニングチェアに座って過ごすことが多いです。
配置を変えてからは、ベランダの植物や、お気に入りのアカプルコチェア、空の様子を見ながら過ごすことができていて、家の中なのに清々しい気分になります。
毎日決まった景色です。好きなものが整った状態でただそこにあるだけ。
それでも、自分の居場所があるような、落ち着いた気分になれたのです。
また、ダイニングテーブルを置いた側には床暖房もあるので、冬もぬくぬくと過ごせます。
キッズスペースが限定されて、散らかり方が変わった
キッズスペースが今の配置になってから、ある程度はスペースの中で遊ぶようになってきました。娘が成長したことや、遊び方が変わったことも理由の一つだとは思います。
以前は、遊びによってスペースを分けるなど工夫していたにもかかわらず、ウロウロしながら全体を散らかして、あっちで遊び、こっちで遊び、定まらない感じがありました。今は、一つの遊びが最後まで終わってから、次の遊びに移っているように見えます。
とはいえ、片付けがなかなか身につかないので、普通に散らかりますけどね。範囲がある程度限定されてきたという感じです。
部屋に入ったときの景色が変わった
リビングのドアを開けたとき、キッズスペースはキッチンに隠れてほとんど視界に入りません。
最初に目が行くのは、ダイニングテーブルセットと植物。そして、その奥に広がる空とベランダの景色です。
ものの数が少なく整っていて、外から帰ってきたときに、ほっと息がつける空間になりました。
子どものスペースを広くすることだけが、正解ではなかった
娘のために、もっとキッズスペースを充実させたいと思うことはあります。
娘は工作やブロックでよく遊びます。おもちゃの種類は少なめですが、パーツや素材の数で考えると多いし、毎日いろいろなものができあがります。娘のおもちゃ棚や、素材・道具を増やしてきた理由については、こちらの記事にも書いています。
もっとたくさんの道具や素材を揃えたい。
作ったものを置いておけるスペースを増やしたい。
本を読むためのキッズソファや、専用の空間を作りたい。
でも、マンションという限られた空間で、私たち大人の快適さも大切にしながらキッズスペースを作るなら、今の使い方がちょうどいいと納得しています。
家の使い方は、暮らしに合わせて変えていけばいい
以前はなにもかも娘ファーストで、自分たちのことは二の次。「娘のために」「こうする方が成長にいい」と、大人の心地よさは後回しになっていました。
娘が幼稚園に通うようになると、家で一番長く過ごすのは私になりました。だったら、自分が快適に過ごせることをもっと優先してもいいんじゃないか。そう考えて、今の配置に変えました。
今では、この使い方がわが家には合っていると感じています。
ただ、来年度から娘は小学生。家での過ごし方もきっと大きく変わっていくと思います。今の配置も、ずっとこのままと決めているわけではありません。
間取りに暮らしを合わせるのではなく、暮らしに合わせて家の使い方を変えていく。そんなふうに、その時々で居心地よく過ごせる形を探していきたいです。
「暮らしに合わせて、家の使い方を変えていく」という考え方は、以前書いたPDCAの記事にも通じるところがあります。



