こんにちは、とやんです。
私は昔からファッションというものが好きです。
20代の頃は、「好き」と思うものを見つけると、すぐにお財布と相談して、買うか買わないかを決めていました。でも、そうして服を選んでいると、買った後に「なんか違う」と思ったり、理由はよく分からないけど、いつの間にか着なくなってしまったりすることがよくありました。
今は、「好き」と思ってから買うまでに、たくさんの関門ができました。実際に自分が着たらどうなるか、今の生活でどう使うのか…他にも考えることがいっぱい。服によって優先する条件も違います。
そうして服を買う前にしつこく確認するようになった結果、買った後に「失敗だった」と思うことが減ってきました。
今の私が、服を買う前に何を考えているのかについて書きました。
まず、選択肢を広げすぎない
服を探すとき、ウィンドウショッピングで一から服を探すのは疲れるので、基本的にZOZOでお気に入りに登録したブランドを中心に見て、必要に応じて店舗に足を運ぶようにしています。
お気に入りに登録したブランドは10件ちょっとで、実際に購入したことがあるのはもっと少ないです。もともと気に入っていたブランドですが、診断を受けたときにも、似合うとおすすめされたものが多いです。
キュート・フェミニン系はなく、9割がクール・エレガント系に寄っていて、スタンダードすぎない、ちょっとデザイン性のあるブランドが中心です。
ブランドの系統をある程度絞っておくのは、世界観が揃って、服同士を組み合わせやすくなるから。私はファッションセンスに自信がなく、テイストが散らかるとちぐはぐなコーデをしがちなので、方向性を決めておいた方が、悩む時間や後悔が少なくて済むようになりました。
使ってみたら「劣化が思ったより早い」と感じることが多かったブランドは、お気に入りから削除するようにしています。
商品を見つけたら、「自分が着たところ」を想像する
着画とデザインを見る
商品一覧から気になる商品のページを開いたら、まずはモデルの着用写真数枚と、デザインを見ます。着画がない商品を、ネットを見ただけで買うことはありません。イメージできないからです。
着画を見たら、じゃあ自分が着たらどこがどんなふうになるかをイメージします。
「私に合うか」という基準で見るポイントはこんな感じ
- 全体:体型・顔立ち・身長に合うか
- 首元の開き具合:詰まるとごつく、開きすぎると貧相に見える
- 肩の切り替え位置:内側すぎると肩が強そうに、半端に外側だと肩幅が広く見える
- 袖:ノースリーブなら肩を切る位置が外寄りで幅広め、袖ありなら長めで二の腕が目立たないもの
- 袖の開き具合:袖の有無に関係なく、タイトなものは二の腕が目立つ
- 身幅:タイトすぎると胸が目立つ。ゆるすぎると太って見える
- 丈:トップスは、裾が骨盤にくるものの場合、インできるか。ボトムスはヒール必須じゃないか
- ウエスト位置:トップスもボトムスも、ウエストラインがわかるもの。ローライズはNG
- タック・プリーツの位置:腰骨の張りが強調されないもの
- 生地の落ち方:ハリが強いと着られてる感が出る
- デザイン性:一枚で着るつもりの服は、アクセサリーをつけなくても成立するデザイン性があるもの
モデルの着画は、服が一番すてきに見える瞬間を切り取ったものだと思っています。
「この体型のモデルが着たら画像のようになっている。じゃあ、自分が着たらどこがどうなる?」を考えるための予測材料として使っています。
モデルが着ているのにスタイルが一般人並みに見える服は、ほぼ買いません。自分が着たらどうなることやら…
試着は必要に応じて
失敗をなくすためには、試着するのがベストだとは思っていますが、街へ出かけて店員さんと話して試着して…というのがどうにも面倒です。
嬉しいことに、服の詳細まで事細かくチェックするようになってからは、試着なしで購入しても「イメージと全然違う‼」となることがほとんどなくなりました。スマホの画像だけでは実物とズレやすい色味も、今選んでいるブランドは商品画像がわりと実物に近いです。
試着することが多いのはボトムス。トップスを試着することはあまりありません。
パンツのチェックポイントは、こんな感じ
- お尻:お尻が下がって見えるとおばさん感が出るし、脚が短く見える
- 脚の長さ:高身長でごまかせていますが、ちょっと短足ぎみ。脚が短く見えないものを選ぶ
- タック:腰張りなので、タック入りのパンツはタックが開いて格好悪くなることがある
- 腰回り:ウエストとヒップの差が大きく、腰骨でモコっとなりがち
- しゃがめるか:しゃがんだときにギチギチになるのは苦手
スカートは、チェック項目は減りますが、腰張りのせいでシルエットがおかしくなっていないかはチェックします。
「気持ちよく着続けられるか」を考える
素材を見る
私の場合、素材をチェックした時点で半分くらいの服が購入候補から外れます。
素材について調べた知識に加え、自分自身の過去の経験から、どんな素材なら着続けられるのか、自分なりの判断軸を持っています。
素材を見るポイントはこんな感じ
- 肌触り:ウールなどのチクチクや、麻のざらつきは苦手なのでNG
- シワになるか:シワになりやすく、アイロン必須の服は買わない。アイロンが嫌で着なくなる
- 洗濯できるか:できるだけ家で洗濯できるものを買う。クリーニングは高いし面倒、着なくなる。ダウンも家で洗濯
- 毛玉:毛玉ができやすい混紡は避けることが多い。表面が凸凹したデザインなら、目立たないからOK
- 静電気:冬の服は静電気が気になる。インナーやアウターの裏地との素材の組み合わせを考え、起こりそうなものは避ける。静電気防止スプレーで乗り切ることも
その季節に本当に着られるか
最近は一年の半分近くは半袖を着ることが多いし、私は極度の暑がり&寒がりなので、中途半端なものは着る時期がめちゃくちゃ限られてしまいます。
中厚手の半袖ニットや裏起毛のスリットパンツなど、オンシーズンに着たときに暑い・寒いとなりそうなものは、「どうしても諦められない!」とならない限り買いません。
以前は買っていましたが、数回着ただけでもう着れない気温に変わってしまうこともあり、実際に着るかどうかを重視するようになりました。
その服が「今の自分の生活」に合うか考える
着るシーンと頻度を考える
私の今の生活パターンから考えるとこんな感じ
①幼稚園の送迎・娘と公園やアウトドア・近所のスーパーやイオン(ほぼ毎日)
②ららぽや梅田など、ちょっとした外出(月1~2回)
③友人との飲み会や食事会、しっかりおしゃれしたいときのお出かけ(3か月に1回くらい)
④オケージョン(数年に1回)
①~③はグラデーションですが、①の時にしか着ない服、③でしか着ない服というものも持っています。
私は普段着とお出かけ着はある程度分けたい派。
おしゃれで高価なお気に入りの服に泥が付くのは嫌だし、洗濯回数が多くなってすぐに傷んでしまうのも避けたいからです。
今年の夏用に買った①用の半袖は、おしゃれさより涼しさと洗濯のしやすさを重視。綿100%でガシガシ洗える安価なものにしました。ネックの形やサイズ感などは多少気にしましたが、おしゃれさは二の次。③にはとても着ていけません。
それでも2日に1回は着ていました。
一方で、数年前に買った布感たっぷりのマキシ丈の夏用ワンピは③専用。着たら暑いし、洗濯も面倒ですがお気に入りです。
③専用は着る頻度が低いので、めちゃくちゃ気に入ったものしか買いません。劣化の前に好みが変わってきたら、普段着としてガンガン使って、劣化してから手放すことが多いです。(でもこのワンピは普段使い無理かも)
今の生活なら、どのくらい必要か
以前はほぼ毎日が公園着で、クローゼットも①の数が多かったです。でも、幼稚園に通い始め、習い事に行く日が増え、公園に行く頻度は減りました。
季節にもよりますが、上下ひと組くらいで数えると、①は2~3セット、②も2~3セット、③は1~2セットくらいを目安にしています。ボトムスよりトップスの方が多いです。
実は、普段着をもう少しおしゃれにしたいという気持ちが、最近むくむくと湧いてきております。
来年度からは娘も小学生。自転車での送迎がなくなるので、パンツの数を減らすことができそう。もともとスカート派で、体型的にも合うパンツを探すのが結構大変だったので、久々にスカート生活を試してみようと思っています。
ジョガーパンツを2本持っていて、涼しいので夏は毎日はいていたのですが、劣化が気になるのでもうすぐ処分する予定です。このパンツは毎年春夏に販売されている定番物で、今の時期ならちょうどセールになっているのですが、来年用は買っていません。
実際に来年の夏を過ごしてみて、「やっぱり薄手のパンツが欲しい」と思ったら、その時に考えようと思っています。
最後は、何を優先するかを決める
ZOZOで商品の詳細までチェックして、「買ってもいいかも」と思った服はお気に入りに入れています。ただ、お気に入りに入れた服を、すぐに買うわけではありません。
服を買うきっかけは、手持ちの服が傷んでしまったり、手持ちの服で過ごしてみて数が足りないと感じたときが多いです。おしゃれしたい予定が入ったから、単純に欲しいだけという理由のこともあります。
そして、今までつらつらと書いてきた条件を、全部満たす服しか買わないのではありません。そんなことしてたら裸で過ごすことになっちゃう。
買う前に、このシーンで着る服は何を優先したいのか、妥協してもいい点はどこなのかを考えています。また、実際に着続けたときに、その妥協点が致命的な欠点にはならないかも考えます。選んだ服を着て生活して、最後に片付けるところまでイメージして、「大丈夫」と思えたら買うようにしています。
こういう判断ができるようになったのは、失敗してきたから
こうした自分なりの判断軸ができてきたのは、過去に失敗してきた経験がたくさんあるから。
昔は、気に入って買ったはずの服を着なくなっても、理由をよく考えずに手放してはまた新しいものを買っていました。でも、そうすると同じ失敗を繰り返したり、いつまでたっても「なんか変」がなくならず、自分のファッションセンスへの自信はなくなる一方でした。
今でも失敗はします。
でも、その都度「なにが違った?」と、言葉にしてみることにしました。素材やシルエット、パーツの形やお手入れ、生活との相性など、理由を細かく分析しておくと、次の服選びの基準ができてきます。
こうした基準を積み重ねるために、シーズンごとに、手持ちの服、買った服、処分した服、実際に過ごして良かった点や改善点をまとめたノートを作っています。
服を減らすことより、自分に必要なものが分かること
今のクローゼットは、以前よりかなりコンパクトになっています。服同士の間に余白があり、着たい服がすぐに見つかるし、組み合わせに悩むこともありません。
でも、数を減らすことを目的とはしていませんし、「最低限」にこだわるつもりもありません。欠点があっても「好き」の方が強くて何年も持ち続けている服もあります。
私にとっては、服を何着にするかより、今の自分が気持ちよく着続けられるのはどんな服なのかを、自分なりに研究して、基準をもつことが大切でした。
それが、買った服を手放すときにも、自分なりに納得できることにつながりました。
参考にした本
服との向き合い方を考えるきっかけになった本があります。書かれている方法をそのまま実践しているわけではなく、特に服の数については、実際にやってみると私には合わない部分もありました。
それでも、使える服だけに偏らず好きな服を持つことや、安いもので済ませるのではなく自分が本当に欲しいものを選ぶことなど、今の私の服選びにも影響している考え方があります。
読んだ当時に取り入れようとしたことが、試行錯誤するうちに自分の生活や好みに合わせて変わっていき、今の形になりました。



