こんにちは、とやんです。
20代の頃、「好き」だけで買った服を着ていました。当時は似合っているか、コンプレックスが隠せているかといった、自分と服の組み合わせは気にせず、服同士や小物合わせの相性ばかり気にしていました。
30代になって少し経った頃、「あれ?もしかして私はこういう服が似合わない?」と気になるようになり、今度は「好き」より「似合う」が優先されるようになってきました。そのうち、似合わない服を着ていることが恥ずかしいとすら感じるように。
でも、そもそも何が似合わないのか、どうして似合わないのかよく分からない。
色?デザイン?素材?体型?
自分ではこう感じてるけど、人から見たらどう?
自分で調べれば調べるほど、いろいろな情報が入ってきて、どんどん分からなくなっていきました。
そもそも、自分のことを客観的に見るってめっちゃ難しい。でもそれができていないと、似合うかどうかを調べることすらうまくできない。
「そんなの気にせず着たいものを着ればいい」と、おしゃれな友人は言っていましたが、ファッションセンスに自信がない私にとっては「似合う」も大事。客観的な判断材料を知りたいと思いました。
そこで、パーソナルカラー・骨格・顔タイプの3つの診断を受けることにしました。
一度目のパーソナルカラー診断で、「似合う」が余計に分からなくなった
30代前半の頃、パーソナルカラー診断を受けました。百貨店の小さなブースでやっていた簡易なもので、30分3千円台。4タイプの診断(春夏秋冬)をしてくれるものでした。
診断結果はスプリング。
温かみのある明るい色が似合うと言われました。
その結果を信じて、スプリング向けの服を購入し続けていました。
でもなぜか似合わないことがちらほら…。
朱赤のトップスなんて着ようものなら顔が負ける。あれぇ?
(アイボリー系の服は似合っていたのですが、これについては最近受けた診断で理由が判明)
なんかおかしいなと思いつつも、また診断を受けたとしても、今度はその結果が本当に合っているのか不安になってしまって、キリがなくなりそう。そう思って、結局また、自分の主観をもとに似合う色を選ぶようになっていきました。今考えると、診断結果に自分が納得できるかどうかも大事だったんだと思います。
一方で、スプリングという診断結果に縛られてしまって、「この服の色は私は似合うと思うけど、スプリングだから客観的に見ると似合ってないんだろうな…」と、どこかに引っ掛かりを感じながら服を着ていました。
洋服迷子は加速するばかりでした。
もう一度診断を受けて、「似合う」の理由が見えてきた
それから数年が経ち、娘が生まれて幼稚園に入園した頃、動きやすさに全振りしていた服から、少しおしゃれな服を取り入れたいと思うようになりました。
その頃には骨格診断や顔タイプ診断も流行っていて、洋服迷子だった私は興味津々。
自己診断して服を選んでは、違和感を感じる日々が続いていました。今度は自己診断に縛られていたのです。
だんだんと「似合う」どころか「好き」も分からなくなっていき、このままではファッション自体が嫌いになってしまいそうと思って、診断を受け直すことにしました。
もう迷いたくない一心で、パーソナルカラーの再診断だけでなく、顔タイプ診断と骨格診断もまとめて受けることにしました。
ホットペッパービューティーで調べて、口コミが良かったところを予約。数か月待ちでした。
金額は、3時間半24,000円!たっっっか‼何度も怖気づいて予約するのを先延ばしにしました。
診断結果は、パーソナルカラーはミューテッドオータム、顔タイプはクール寄りのクールカジュアル、骨格はどウェーブ。
顔タイプに関しては、診断士さんも分類に悩んでいました。
真顔と笑顔でかなり印象が変わる顔なので、真顔で顔のパーツや距離を計測すると、直線要素や大人要素が強く出るのかもしれません。でも笑うと一気に柔らかくなる顔です。
ちなみに、アイボリーが似合うと思っていたのは、純白以外のあらゆる白が似合うからでした。ミューテッドは白や黒も似合うそうで、これも診断を受けて分かったことでした。
私をみてくれた診断士さんは、3つの診断を複合的に見て、似合うものを提案してくれました。
例えば、ウェーブにNGと言われるマキシ丈のワイドパンツやスカートですが、私は高身長で顔もクール寄りだから、柔らかい生地なら似合うとのこと。黒は似合うけど、全身黒だとウェーブには重すぎるから部分的に取り入れる、などなど。
一つ一つの診断で考えるとNGと切り捨てられてしまうアイテムも、3つの診断や体型を併せて考えることで、「でもこの条件なら似合う」と教えてもらえました。
自己診断だと迷子になるわけです。診断が合っているかどうかももちろんですが、他の診断との組み合わせまで自分で考えるのは難しい。
似合わないはずなのになぜか似合うアイテム、逆に似合うはずなのに似合わないアイテム。
その原因を診断で言語化してもらえて、「似合う」の基準がはっきりしました。
診断で「似合う」が分かった。でも、服選びは簡単にならなかった
もともと深掘り変態の私。
興味を持ったらとことんです。
服をチェックするときは、デザインやシルエットから似合うかどうかを判断した先に、丈の長さや素材の特徴、生地の厚さ、ネックの形や開き具合、肩の切り替え…とチェック項目が爆増。
また、「似合う」を極めるために、写真を撮って見比べたり、過去の写真を見て似合っていた理由を考えて言語化してみたり、素材のもつ特徴と組み合わせを調べたり…。
こうして自分なりに研究を重ねていくと、診断を受けることで「なんで?」は減ったけれど、服選びは簡単にはならず、良くも悪くも選択肢は狭くなりました。
私にとっての「似合う」は、診断だけでは決まらなかった
診断を受けてから気付いたのは、似合う・似合わないだけで服は決められないということ。
コンプレックスが目立たないこと、自分の魅力だと思っている部分が活かせることも重要でした。
私の場合、骨格ウェーブのイメージとは違い、肩幅が広めで二の腕が太い。脚も、背の高さでごまかせてるけど短めだし、胸が大きい。
診断上は似合うはずのフレンチスリーブも、二の腕が気になるし、肩幅と胸のせいで首が詰まった服はごつく見える。
反対に、ウェーブらしくウエストや手首が細く、首が長いところは自分の身体の好きな部分。
浅めのVネックや七分丈のポワン袖を着ると、とてもスタイル良く見えます。
診断に従うだけでは結局ファッションが楽しくありませんでした。私にとって「似合う」は、客観的な診断で分かることだけでなく、自分が納得できることや、自分のコンプレックスが気にならず、好きなところが活かされることも重要なんだと気付きました。
診断を「守る」のではなく、自分に合わせて使うようになった
診断だけに縛られたり、コンプレックスを隠すことばかり気にして、どんどん自分の「好き」が埋もれていってしまった時期がありました。
でも実際の着こなしをよくよく見ていると、ある程度のポイントを押さえておけば、少し外していても使えることに気付いたんです。
・カラーは外れていても、ゴールドやシルバーのアクセを顔の近くに着ければ調整できる
・ボトムスは、他と馴染むなら色はなんでもいい
・骨格は、ウエストや鎖骨を適度に見せて、硬い素材を避ければ、多少外れていても着られる
・私の場合、表情で印象がかなり変わるから、子どもっぽすぎるもの・どフェミニンさえやめておけば大丈夫
また、夏の普段着に関しては、もう「似合う」は諦めて涼しさしか考えていません。一方で、お出かけ着は診断ど真ん中を狙って選んでいます。
今は、服を探すときも診断結果を参考にしています。
どんな場面のどんな服にどれだけ診断を取り入れるか、コンプレックスをどこまで隠したいかをイメージしておくと、囚われすぎずに「好き」を取り入れていけました。
「あ、合ってたんや」——診断は、自分の感覚の答え合わせでもあった
似合うかどうかを自分なりに考えていた頃、「似合うかどうかは分からないけど、落ち着く服」に出会いました。色?素材?デザイン?理由は分かりませんでしたが、その服を着ていると、自然体なのにおしゃれに見える気がする。なんだか、今日の自分に自信がもてる気がする。
おそらくこれが私なりの「似合う」の感覚だったのだと思います。
診断を受けたとき、最近私が好んで選んでいたブランドや色は、自分に合っていたのだと知りました。
「あ、合ってたんや」
診断を受けて、自分の骨格など新しい発見もたくさんありましたが、答え合わせという面も多かったです。
診断は「答え」ではなく、服選びを考えるための材料だった
診断を受ける前は、「なんか似合う」「なんか似合わない」で理由をうまく言語化できなかったものが、診断を受けた後は、「この服のここが自分には合わないのかも?」と分かるようになってきました。
ただ、服を選ぶときに「似合う」だけを考えているわけではありません。
好きで似合うものがあれば、もちろんそれがベスト。
でも、好きだけど生活に合わない服もあるし、好きじゃないけど便利だったり、コンプレックスを隠せたりする服もあります。
たくさんの条件の中から、そのときの自分にとってどこを優先するのか。
どこなら診断から外れてもいいのか。
逆に、どこは妥協したくないのか。
そうやって考えながら、「好きで似合う」に少しずつ近づけていく。
診断をそのまま真正面から受け止めるのではなく、コンプレックスや今の生活スタイルから、どうしたら自分仕様にできるのかをさらに研究していくことで、少しずつですが自分なりの服の選び方が分かってきました。
私にとって3つの診断は、服選びを考える上での大切な材料の一つになっています。
服を選ぶときは、診断だけでなく、素材や着るシーン、生活との相性など、いろいろな条件を考えています。実際に服を買う前に何を確認しているのかは、こちらにまとめています。
シーズン前後には、必要な服や数、合わなかった服や原因をノートにまとめています。




