こんにちは、はちです。
涼しくなってきましたね。暑いのが苦手な私が大好きな季節・秋がやってきます。
少し前からアパレルショップ(私の場合はネットショップ)の店頭に秋冬服が並び始めました。
ずっと暑かったのでなかなか秋冬物を買う気にはならなかったけど、涼しくなってくると「そろそろ買っておこうかな」と思い始めますよね。
ストップ!
気に入ったからとすぐに買ってしまうとタンスの肥やしになる確率UPです!
・チクチクするニット
・一瞬で秋が終わった…冬には着にくい服
・いつ買ったか分からないけどまだ着られるヒートテック。捨てずに新しいのを買う
・上も下もモコモコでベイマックス状態
・暗い色ばっかり買ってお葬式状態 etc
思い当たるもの、一つはあるんじゃないでしょうか?
今日は、私が作っているファッションノートについて記事にしました。服をあまり増やさずに、自分が納得できるワードローブを作るために有効なので、ぜひご覧ください。
今持っている服をすべて確認
ノートを書く前に、まずは服のチェックから始めます。
クローゼットから服をすべて出します。
夏物のチェックも同時にしていきたいので、秋冬服だけでなく春夏服も必ず出してください。洗濯して乾かしている最中のものも近くに持ってきます。
今回の記事は手持ちの服の数を減らすことに焦点を置いていないので、服の数の減らし方については↓こちらの記事↓をぜひご覧ください。
その服は清潔感があるか
すべて出した後、ひとつひとつ手に取ってチェックします。
伸び・ヨレ・シミ・型崩れ・色の変化・毛玉・ほつれ…
頻繁に着る服って意外と徐々に起きた劣化に気付きにくかったりします。昨シーズンの終わりには「まだ大丈夫」と判断したものが、時を経て見てみると「汚っ!」ってなったり…
もちろん春夏にたくさん着て劣化がひどいことを認識できているものは、シーズンが終わったら手放すと決めてしまいましょう。
また、夏服は汗染みやニオイが付いていたり、冬物より頻繁に洗濯することで劣化も早いです。
「ちょっと怪しいけどまだいけるかな?」と思ったその服、憧れの人に会うときに着られますか?
その服は今年着たいか
昨シーズンはお気に入りで何度も着ていた服、今手に取ってみたら全くときめかない。まだ着られるのにもったいない。どうしよう?
大丈夫です。人の好みは変わるものです。自分を責める必要はありません。
好みも環境も体形も1年経てば変わることは多いです。仕事をしている方なら役職や業務内容によっても服装は変わります。
ただ、着られるからという理由で持っておくのはやめましょう。
その服はたぶんもう着ません。
流行遅れ
私はあまり流行には振り回されない(流行に乗るのがなんか恥ずかしい)つもりなのですが、流行と好みがぴったり合っていつの間にやら流行りにのっていることがあります。
流行というものは、変わっていないようでも翌年には必ず少しアップデートされます。
アパレル勤務の方はともかく、そうでない人がそんな細かな違いまで気にしていたら大変なのですが、まぁ3年くらいで「流行遅れ」と素人でも判断付くような状態になります。
流行の服は数を絞って、1~2シーズンで着倒すつもりで頻繁に着るのがオススメです。
よく言われる「流行りは繰り返す」というやつを信じて残すのだけはやめましょう。繰り返したとしても全く同じということはありません。その違いが致命的な古臭さを出します。
また、流行が繰り返す周期は20年と言われています。自分の20年前を思い出してください。好みも体形も環境も今とは違うはず。同じ服を着ることはないでしょう。
ノートに記入
服のチェックが終わって残す服が決まったら、手持ちの服と、今シーズンはどんなファッションをしたいのをノートに書きます。
※字の汚さはご容赦ください

2ページ分にする場合は視認性をあげるために見開きで使ってください。
どんなファッションがしたいかは、絵に描いてみるのもオススメです。人に見せるものじゃないので下手でもOK!自分がしたいファッションを視覚化・言語化するのが大切です。
手持ちの服は色や形、必要に応じてブランドなど好きなように記入してください。
「そういえば昨シーズンは薄手のものが足りなくて洗濯が追い付かなかった」「カーディガンばかりこんなに要らなかった」
など思い出したり気付いたりすることがあります。
手持ちの服でどんなコーディネートができるかも確認します。
自分の好きなシルエットや組み合わせ、そして洗濯頻度によって必要な服と枚数が見えてきます。
通勤着と普段着をきっちり分けている人、専業主婦(夫)の人、釣りが趣味の人、洗濯は週に1回の人…どのシーンに何着必要なのかは人によって違います。
過去の反省を確認
必要な服をリストアップするときに重要なのが昨シーズンの情報です。
シーズン終わりには購入したものと反省点(赤ペン)を追記します。

新しく服を探す前に、この反省点を必ずチェックして、服の失敗をしないようにしています。
また、寒さ対策をどうしていたか、次のシーズンはどうしたいかなどもシーズン終わりにまとめているので確認します。
同じノートに今までの反省点をまとめたページも作っています。

・生地の特徴(劣化の仕方・肌触り・静電気・かゆみ・過ごしやすさ)
・スタイルが悪く見えたり、似合わない服や着こなし
・暑さや寒さ、汗対策の仕方
など、今までの気付きもチェックしておけば、服を購入後に「この失敗前もしたことある!」とならずに済みます
ノートにまとめた気付きに合わないものは買いません。
初回はぜひ服を手に取ったり写真を見返しながら、昨シーズンのことを思い出してください。
買うタイミングは?
着られる期間を長くするためにシーズン初めに買う方もいらっしゃいますが、私はまだまだ欲が捨てきれず、「欲しいから買う」をやりがちなので、あまり早めに買うことはしません。
地獄のような暑さから急に涼しくなって浮き立つ心のままに買い物したくなりますが、気を引き締めましょう。シーズン初めに財布のヒモをゆるめると、シーズン終わりまでゆるみっぱなしになりがちです。出費が増えますよ。
早めに買ってしまうと、商品が出揃った頃にもっといいものが見つかることもあります。先行予約販売や予約のみで完売のものというのは、基本的に手を出しません。
また、春や秋が短くなった最近では、早めに買ったはものの着られたの一瞬だったということが起こりがち。
なので、手持ちで過ごしてみて手持ちだけでは無理と判断してから買うと決めています。
不要になったものを手放す
不要になったものは、フリマアプリユーザーの方ならその場で出品しましょう。
リサイクルショップに持っていくのも手軽でオススメです。シーズン始まりなら少しは高く買い取ってもらえます。
私は基本的にZOZOTOWNの買い替え割に出します。家族の服も含めるとシーズンに1回は必ず利用しているので、そのタイミングで買い取りしてもらいます。
あまりにくたびれているものや売れないものはウエスにします。
とにかくクローゼットから出してしまって行き先を決定してください。
確認・反省してから購入を
まとめると
①服を買う前に手持ちの服をチェック
②ノートに書きだし、今シーズンのファッションの方向性を定める
③昨シーズンの反省を確認する
④必要なものを書き出す
⑤不要なものを手放す
これらをしておくことで、「着る服がない」「合う服がない」「したかったファッションができてない」と服を買い込むことが減ります。そして一番大事なのは
⑥シーズン終わりに反省をする
良かった点、合わなかった点、次シーズンはどうしたいかを書き出すことで、自分に合う服はどんな服なのか、どんな服が必要・不要なのかが少しずつ見えてきます。
頭の中に置いておかず、必ずノートに書いてください。言語化することで明確になるし、忘れなくなります。
私は2023年の秋冬からこれを始めました。今回で5回目(秋冬は3回目)になります。最初は「欲しい」が先行してしまって、合わない服を買ってしまったり、同じようなものを買ってしまったりたくさん失敗しました。
でもだんだんと無駄買いが減っていき、クローゼットがお気に入りと必要な服で満たされるようになってきました。いらないものがなくなると満足感があがり、もう十分に足りていると思えるのです。
ご参考になれば嬉しいです♪