こんにちは、とやんです。
モノが多くて片付かない、片付けに時間がかかる、掃除をするのも一苦労…。でもモノを捨てるのってなかなか勇気がいるし、要不要の判断に疲れてしまいますよね。
何を隠そう子どもの頃から20代半ばまで汚部屋出身の私、「使ってないけどもったいない」と残したものは数知れず。でも今は使っていないものはほとんどないスッキリ部屋に暮らしています。
千里の道も一歩より!まずは何か一つ手放してみませんか?
疲れている日は明らかなゴミでもOK!手放す癖をつけてみましょう。
今回はとてもお気に入りだった植木鉢カバーを手放した記事です。
最後までご覧いただけると嬉しいです♪
高かった植木鉢カバー

これは10年前に楽天市場で購入したもので(今は売っていません)、当時1万3千円と私にとっては高価なものでした。
そのころは室内に大きなモンステラがあって、天井の高さまで育てている途中。植木鉢カバーとしてではなく、植木鉢として直接モンステラを植えていました。
色や重厚感も当時住んでいたマンションによく合っていて、「高かったけど良い買い物をした」と思ったのを覚えています。
ただ、引越しや環境の変化により、購入当時に思い描いていた使い方とはずいぶんとかけ離れてしまいました。そしてこの植木鉢カバーのデメリットに目をつぶれなくなったのです。
いつの間にか見るたび、触れるたびに小さく気持ちをザラつかせる存在になってしまっていました。
モンステラに合わせて買ったのに…
我が家は元々転勤族。植木鉢カバーを購入してから3回の引越しを経て今の分譲マンションに落ち着きました。
引越しの際に傷んで真冬に植え替えをしたせいで、1株残してあとは全滅。私の背丈より高く伸びた1株だけのモンステラは自立するよう仕立てるのが難しく、結局天井から吊って支えていました。
数年後に子どもが生まれたことで、リビングの隅に移動せざるをえなくなり、日陰におかれたモンステラには虫が湧いたりキノコが生えたり…。
産後ズタボロだった私は、自分のこともそっちのけで子どものことで精いっぱい。すっかり世話に手が回らなくなってしまったので、まずは思い切ってモンステラを手放しました。
デメリットに目をつぶれない
その後はベランダに移動させて、ジャカランダやモミジの植木鉢を入れる植木鉢カバーとして使用。植物とはよく合っていたけれど、ベランダの他のエクステリアとはいまいち調和していなかったのが気になりつつ、お気に入りの植木鉢カバーだったので置いていました。
でも・・・掃除のときや台風で室内に入れるとき、植え替えのとき、中から土の入った植木鉢を出すのが重い!しかも手がこすれて痛い!!横を通るときにボトムスに当たると、ザラザラで服が毛羽立つ。カバーと鉢の隙間に葉っぱや虫の死骸が入り込む…
だんだんとデメリットにばかり注目するようになってしまい、結局手放すことにしたのです。
100点満点のモノってなかなか見つからないし、それだけで生活するのはなかなか難しいので、私は90点くらいまでは妥協してOKと思っています。
ただ、購入時にあったそのマイナス10点分が、日を追うごとに気になるようになってしまい、マイナス10点ではなくて15点20点とマイナスが大きくなることもあります。そういうときは反省して手放し、次に生かすことも大切だと思います。
手放すのも一苦労
私の住んでいる市は、粗大ごみを捨てるときには市のホームページから申し込み、近くのコンビニに行って粗大ごみ処理券を購入し、回収場所(うちはマンションのゴミ捨て場)まで、どんなに重くてもせっせと運ばなければいけません。
いらなくなったものを手放すために時間もお金も体力も使うのです。
今回の植木鉢カバーは、買ったときはとても価値のあるものだったし、買ったことは後悔していません。でも手放すときのことまで考えて、「なかなか捨てられない」と同じくらい「なかなか買えない」と慎重になることも大切だと思います。
ご参考になれば嬉しいです♪

