こんにちは、はちです。
みなさんはスマホは常に持ち歩いていますか?
今日はケータイ不携帯好き、デジタル・ミニマリストを目指していた私が、スマホを毎日持ち歩くように心がけるようになった話です。
「そんなの当たり前でしょ」って人が多いと思いますが、私のブログを読んでくださっている人の中には、デジタル・ミニマリストを目指す方もいらっしゃると思います。
ところがスマホを持ち歩かないことで、めちゃくちゃ焦る事態が起きてしまいました。
結果としてはなんとかなったのですが、不測の事態が起こるといっぱいいっぱいになりやすい方は持ち歩いた方がいいかも…ぜひご一読ください。
デジタル・ミニマリストを意識してから
デジタル・ミニマリストの本を読んでから、私のケータイ不携帯はすっかり復活していました。
買い物はスマホ決済がほとんどなので、昔に比べると機会がぐんと減ってしまったとはいえ、買い物以外の短時間の外出ではスマホを家に置いておくように心がけていたのです。
それがスマホへの依存心を軽減すると信じていたからです。
特に娘の幼稚園への送迎では、持っていくことの方が少ないくらいに。
待ち時間にスマホを見ている人を横目に、「自分はスマホを持ち歩いていないんだぞ」と妙な優越感のようなものを感じていたのです。
幼稚園帰りに突然の熱性けいれん
ところが、ある日幼稚園に娘を迎えに行った帰り、娘が突然熱性けいれんを起こしました。
お迎えに行った時から頭痛を訴えてはいたのですが、熱はなかったと先生からの報告を受けていたので、疲れが出たかなと気軽に考えていました。
自転車で帰っている途中、あまりに静かなので後ろを振り返ってみると、身体をのけぞらせてガタガタとけいれんを起こしていたのです。
けいれんを起こすことのないまま、もう5歳になっていたし、そもそも熱がないのでまさか熱性けいれんを起こすとは思ってもいませんでした。
完全に油断していたのです。
スマホがなくて困ったこと
さあ、困ったことになりました。
熱性けいれんを起こした時の対処法はスマホに保存してある。
うろ覚えの記憶で時間をはかろうにもスマホも時計もないからはかれない。
確か、けいれんの様子を動画で撮影しなきゃいけないはずのに、スマホもカメラもない。
救急車は呼ばなくていいんだっけ?いや、そもそもスマホがないし公衆電話も近くにないから呼べない。近所の家に凸する??
てか自転車に乗せたままでいいのか?動かしていいのか?
めちゃくちゃ焦っているのに妙に冷静な部分が残っていて、不思議な感覚だったのを覚えています。緊張と焦りで汗だくです。
たまたま通りかかった女性が気付いてくれて、救急車を呼んでくれた上に到着までそばにいてくれました。
特に問題のあるけいれんではなく、救急車が到着する頃にはおさまっていました。
財布も保険証もスマホも持ってないので救急隊員の方にギョッとされ、搬送前に家まで寄るから取ってきてと言われました。
※ちなみに救急隊員の方に確認したところ、熱性けいれんを起こしたのは初めてだし、救急車を呼んで大丈夫ですよと言われました。救急車呼ぶなとも言えないでしょうが…
”スマホを持っているけれどコントロールしている状態”を目指す
不測の事態に対処するとき、私たちはスマホがある前提で物事を進めようとします。もはやスマホがない前提で知識を詰め込んだり、手書きのメモを持ち歩いたりしなくなったのです。
スマホを持つようになったことで「一人」の状態を失いかけている一方で、社会とつながることで安全や安心を手に入れられている面もあるのだと、今回の件で実感をしました。
スマホに縛られてコントロールを失っている状態が問題なのです。
短絡的にスマホを持ち歩くのをやめるというのではなく、持ち歩いていてもスマホの存在を忘れるような習慣の改善が必要なのだと思います。
ご参考になれば嬉しいです♪



