こんにちは、はちです。
なかなか治らない子どもの肌荒れ…身に着けるものは何を選べばいいのか、がんばって調べて試しても改善しない。そんな悩みにもう疲れてしまっていませんか?
私の娘は0歳の頃にアトピーと診断されました。
肌に合ったものを選びたくていろいろ試しましたが、なかなかいい物が見つからず苦労しました。
最終的に選んだ肌着は、専門メーカーのGUNZE。
私は専門家ではないので、あくまでも娘に合っていた方法で一経験談に過ぎませんが、「自分の子どもにも合ったら儲けもの」と思ってぜひご覧ください。
同じようにアトピーや肌荒れで悩む方たちの助けになれば幸いです。
※トップ画像の肌着は現在使っているもので、アトピーがひどかった時に使っていたものとは異なります。
綿か否かより肌触りが大事
私自身、肌が弱くて綿の服をよく選ぶということもあって、最初は素材を重視して選んでいました。ところが、結論からいうと、綿かどうかよりも「滑らか」であることが重要でした。
そこで選んだのはレーヨンをメインに作られた、縫い目が一切ないGUNZEの肌着。もともとは術後の傷や病気の治療で肌が敏感になっている人向けに作られたものです。
肌触りはつるんとしていて、縫い目でチクチクしたりこすれたりすることがない=生地の刺激が少ない肌着です。
アトピーっ子には綿?
アトピーや肌が弱い人が服の生地を選ぶとき、綿なら安心と思いがちですがそうとも言えないと私は思っています。
生地って織り方によって肌触りが全然違いますよね。
当時は赤ちゃんの身体を拭くためにはガーゼ素材のものを使うのが主流でしたが、目の粗いガーゼはザラザラで刺激だらけ。綿でもゴワゴワのものもあるし、使用を繰り返すことでできた毛玉が刺激になることもあります。
UNIQLOの肌着が合わない
当時はUNIQLOの綿100%の肌着が良いと評判になっていて、娘にも着させていました。
綿100%だし、肌触りも柔らかい普通の綿。デザインも可愛くて耐久性もあり、お値段の手ごろだったのですが、どうも娘には合っていないようでした。
肌着に触れていない部分もアトピーが出ていたので、UNIQLOの肌着が悪いというわけではありません。ただ、アトピーが改善するような良さもありませんでした。
GUNZEに替えて、縫い目と滑らかさを改善できた
ある時、自分が小学生の頃に体操服の襟ぐりがこすれてひどく荒れていたのを思い出し、娘の肌着の襟ぐりを切ってみました。
私は裁縫の技術は皆無なので工作のようにジョキジョキと切って切りっぱなし。すると首周りの肌荒れが改善したのです。「これだ!」と思い、切りっぱなしの肌着を探しました。
そこで知ったのがGUNZEのメディキュアです。

縫い目は完全にゼロ、タグも転写プリント。素材はレーヨン50%・綿40%・ポリウレタン10%で、ポリウレタンは肌に触れないように編んであるという徹底ぶり。
グンゼの特許技術で、汚れが落ちやすく、洗剤残りも少ないそうです。
さらに、メディキュアは編み方を工夫することで、洗濯を繰り返しても綿よりかたくなりにくくできています。
私はあまり服の素材を知らなかったので、カタカナの素材は大体石油由来で、アトピーには向いていないと思っていました。
ところが、レーヨンはパルプ(木材)を原料とした繊維で、滑らかな肌触り。また、静電気が発生しにくく、綿より吸湿性が高い上に、放湿性にも優れています。
肌着をメディキュアに変えてから、少しずつ肌着に触れている部分の肌がきれいになっていきました。
サイズアウトする頃には質感も落ちてくるのでジャストサイズを定期的に買い替えるようにしていました。レーヨンは水に弱いので、洗濯のときはネットに入れて干すときは形を整えた方がいいです。
赤ちゃんのサイズアウトは一瞬ですし、面倒なので私はネットに入れたり形を整えたりしませんでした。着られなくなることはないですがビロンビロンになりました(笑)
今使っている肌着は、乾燥機okの綿100%(縫い目外側)

いま娘が使っている肌着はthe GUNZEの敏感肌用綿100%タンクトップです。
こちらは縫い目が外側になっていて、サイドは縫い目なし(ホールガーメント)、タグは転写プリントというものです。
メディキュアから変えた理由は乾燥機対応だから。また、こちらの方が耐久性も高く、混紡でないため毛玉もできにくいです。
乾燥機対応ですが普通に縮みますので、ワンサイズ大きめを買うようにしています。
オーガニックコットンは肌に優しいわけではない
よく「オーガニックコットンは収穫までに農薬を使っていないから肌に優しい」という文言に出会いますが、オーガニックコットンは環境と綿花を生産している農家の方々の健康に対して優しいものです。
よほど敏感な人はどうかわかりませんが、農薬や化学肥料は普通の綿でも検出できるほど残留していません。肌に優しい綿はオーガニックコットンかどうかではなく、織り方や品種の問題なのです。
もちろん環境や農家の方々への配慮からオーガニックコットンを選択することは素晴らしいことだと思いますが、アトピーを改善することが目的であれば、肌触りを重視する方がいいかもしれません。
オーガニックコットン推しの高級衣類って柔らかくて私も大好きですが、結局は綿なのでレーヨンの滑らかさには適いません。
素材の特徴をよく知って、刺激の少ない肌着を
一日中肌に触れている肌着、荒れた肌にはできるだけ刺激の少ない肌着を選びましょう。滑らかなものは肌への刺激を減らすのでオススメです!
素材の特性を知ることは自分の服を選ぶときにもとても重要になってきます。
ポリエステルも悪者ではありません。吸水性は低いですが、速乾性が高いです。また、安価で耐久性も高いく、乾燥機にかけても縮みにくいです。
よく素材を理解したうえで、うまく使い分けられるようになればいいですよね☆
ご参考になれば嬉しいです♪